中橋 三希

働く先輩たちにインタビュー

働く先輩たちにインタビュー

小豆島高校出身

中橋 三希
営業予約部|フロント課長
1972年生まれ。40代

インタビュー

#5

寿退社が主流の時代。結婚しても母になっても、好きな仕事で続けたかった

1972年、小豆島生まれ。短大卒業後、新卒入社。当時はバブル崩壊で「寿退社」が主流の頃。2~3年の間に同世代の女性はほとんど辞めていったが、自分自身はお客様との時間を過ごす接客業が好きだった。好きな仕事を続けたいという想いと、夫の理解・応援があり、結婚後も、子どもが生まれてからも仕事を続けた。第1子を出産した時、第2子を授かった時は退職を考えた事もあったが、子どもの急な発熱や学校行事への配慮を職場がしてくれた事から続ける事ができたという。

何事もポジティブシンキング。お客様の喜ぶ顔が見たい

第2子出産から復帰後、主任を4~5年経て課長になって5年になる。当時、小豆島国際ホテルには何名か女性管理職がおり、管理職登用される事に抵抗はなかった。
フロントの仕事はかっこよく華やかに見えるが、実は雑用も多い。ラベルを作ったり掃除をしたり細かな作業もあるが、お客様から見たらその小さな事が嬉しい事。ポジティブに考えていけば、仕事も楽しくできる。お客様の喜ぶ顔が見たいから、何とか役に立ちたい。そして、この前まで学生だった新社会人が、だんだんしっかりして行くのを見るのが嬉しいという。

忙しかった時期は、正直記憶がない。でも今は、子どもが支え

現在、上の子どもが高校生。大きくなってお金はかかるが手はかからなくなり、昔のことを懐かしく思う。保育園~小学校低学年くらいまでの子育てが大変な時期は、毎日両手に2人抱えて保育園からスーパーまで走って、座る間もなく食事の準備をして、記憶は飛んでいるが、とても楽しかった。今年、闘病生活の末、夫が亡くなった。数ヶ月間の介護休暇を取得し、最後まで一緒にいる事ができた。今まで夫がしてくれていた子ども会や地区の行事、土日の出勤など、不安もある。でも、子どもたちに手がかからなくなると、今度は子どもが支えになった。会社が女性も働きやすい組織を目指すようになって、あの時辞めなくてよかった、続けてきてよかったと実感する。だから、次の人たちにつないで行けたらなと思う。

100人いれば100通りの価値観を大切にしたい